キャンプツーリングに適したバイクの種類6選

2025年2月1日土曜日

キャンプ ツーリング

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 今回の記事は、30年間キャンプツーリングをやってきたうしさんが、キャンプツーリングをこれからやろうと思っている人向けに、「キャンプツーリングに適したバイクの種類」について紹介したいと思います。

キャンプツーリングに適したバイクの条件は?

長年キャンプツーリングをやってきた経験から、「キャンプツーリングに適したバイクの条件はどういうものか?」ということを考えてみました。

条件① 積載量が多い(キャリアが付いている等)

前回の記事でも紹介していますが、キャンプツーリングを行うためには、それなりの荷物を持っていく必要があります。
リュック等で自分で背負って行くということも不可能ではありませんが、相当疲れます。
できるだけ積載量が多いバイクが良いと思います。
さらに、荷物を積みやすくするためのキャリアや、トップケース、パニアケースなどが装着できる車両だと文句なしです。

条件② 悪路走破性に優れている

キャンプをする場所に通じる道路は、全てが必ず綺麗に整備されているとは限りません
経験上、むしろ多少の未舗装路を含んでいたり、荒れていたりなど、路面コンディションが余り良くない所が多かった印象です。
このことを考えると、少々の未舗装路でも問題なく通行できるようなバイクが望ましいと思います。

条件③ それなりのパワーがある(=排気量が大きい)

条件①で説明したように、キャンプツーリングではそれなりの重量の荷物をバイクに積むことになります。
そうなった場合、バイクにパワーが無いと、荷物の重みに負けてバイクが坂道を上れなくなったり、スムーズに走れなくなったりすることがあります。
ある程度の排気量や馬力のあるバイクだと、このようなストレスから解放されます。

条件④ 足つきが良い

バイクでたくさんの荷物を積むと、重心バランスを崩しやすくなります。
バイクが少し傾いただけでも、荷物の重さが加わって一気に転倒したりすることも。
そのような時は、両足がきちんと地面に接地して踏ん張ることができると、かなりの安心感を持てます。

条件⑤ ポジションが楽

キャンプツーリングでは、それなりの距離を走ることが多くなります。
その場合、バイクのポジションが窮屈だと、すぐに疲れてしまい、何度も休憩を取らなければならない羽目になります。
ゆったりして、疲れないライディング・ポジションのバイクが良いです。

条件⑥ 高速道路が楽

キャンプツーリングでは、長距離移動の場合に、高速道路を使用する頻度も多くなります。
他の自動車やトラックなどの流れをリードし、余裕を持って走ることができるバイクの方が断然疲れません。
また、ウインドプロテクションに優れているという点も重要です。

キャンプツーリングに適したバイクとは?

それでは、うしさんが考えるキャンプツーリングに適したバイクの種類について説明します。

第1位 アドベンチャーバイク

このカテゴリーのバイクは、そもそもがキャンプツーリングのような使い方に特化して設計されています。上体が起きた楽なライディング・ポジション。大きなウインドスクリーン。大きな積載量。重い荷物に負けないパワーを持っています。また、オフロード走行を念頭に置いて作られたモデルが多いです。
ただし、大柄な車体が多いため、条件④の「足つき」については厳しいです。

 (うしさんの現在の愛車、KTM 1190 アドベンチャー)

第2位 ネイキッドバイク

ネイキッドバイクは、最も平均的な特徴を持ったバイクで、言い換えるなら「万能選手」です。どの条件も、平均以上のスコアでクリアできる実力があります。
強いて欠点を挙げるならば、アドベンチャーバイクより、オフロードが苦手ということぐらいでしょうか。
 (KTM 250 DUKE)

第3位 アメリカンバイク(クルーザー)

アメリカンバイクは、何といっても、「楽なポジション」「足つきの良さ」「荷物の積載量」が魅力です。
ゆったりとしたポジションで、悠々とクルージングすることができます。
(ホンダ レブル1100)  ※この画像はGoobikeよりお借りしました

第4位 ビッグスクーター

これは、盲点でした。私も2年ほど前からビッグスクーターに乗り始めてから、実は相当キャンプツーリングに向いているということに気づきました。
特徴は3位のアメリカンバイクと同じようなところですが、スクーターの場合は殆どの車種で、シート下に広大なメットインスペースがあり、キャンプツーリングの際は、このスペースが荷物を積むのに大変重宝します。
 (うしさんの現在の愛車、BMW C400X)

第5位 オフロードバイク

悪路走破性は文句なし。ライディング・ポジションも楽です。しかし、殆どのモデルは車高が高く、足つきは悪いです。また、よほどの大排気量のモデルで無い限り、荷物満載での高速道路の走行はやめておいた方が無難です。
遠出をしなければ余り問題はありません。
 (うしさんが乗っていた、カワサキ スーパーシェルパ)

第6位 スーパースポーツバイク(SS)

動力性能的には、頂点を極めるスーパースポーツですが、「積載能力」や「悪路走破性」「ポジションの楽さ」については、厳しいものがあります。
しかし、その圧倒的な運動能力をいかして、ワインディングを走りつなぐキャンプツーリングというのもあって良いと思います。(うしさんも、かつてホンダCBR900RRでそのようなキャンプツーリングをやっていました)
 (うしさんが乗っていた、Ducati748SPS)

 まとめ                 

いかがだったでしょうか。
便宜上、順位付けをしましたが、結局自分がどの価値観を重視するかで順番が変わるものだと思います。
自分なりのキャンプツーリングに適したバイクを見つけて楽しんでください。

それでは、よいバイクライフを!

自己紹介

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仕事の傍ら、35年以上車やバイクにこだわりを持って乗り続けてきました。その中でわかったこと、身につけたことなど、有益な情報をお伝えしたいと思います。 現在のバイク(KTM1190ADV、BMW C400X) 現在の車(マツダNDロードスター、三菱エクリプスクロスPHEV) キャンプ(ソロキャン、グルキャン、ファミキャン)を中心としたアウトドア歴も30年以上です。 基本アウトドア派ですが、天気が良くない休日は、室内でゲームなどをたしなんでいます。 よろしくお願いします。

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