今回の記事は、30年間キャンプツーリングをやってきたうしさんが、キャンプツーリングをこれからやろうと思っている人向けに、「キャンプツーリングを始めるに当たり、とりあえず必要なもの」をお伝えします。
バイク
まずは、これが無ければ、キャンプツーリングは始まりません。
どのようなバイクがキャンプツーリングに向いているかについては、今後記事にしていきたいと思います。(→ 「キャンプツーリングに適したバイクの種類6選」)
荷物を入れるためのバッグやケース
キャンプツーリングとなると、それなりの荷物をバイクに積載しなければなりません。
そのためには、コンパクトに荷物をまとめるための、バッグやケースが必要になります。
具体的には
などです。
テント
キャンプツーリングである以上、これも必需品です。
ただし、必ずしも「テント」である必要はありません。
要は雨風をしのげれば良いのです。
ベテランになると、ハンモック、ツェルト(シェルター)、タープ、カヤ等での野営を行っている人もいます。
雨具(レインコート)
宿泊を伴って複数日バイクで移動するキャンプツーリングでは、道中雨に降られることもしばしばです。
雨具(レインコート)は必ず持って行くようにしましょう。
また、野営中に雨に降られることもあります。テントの設営・撤収時に雨具が必要になる場合もあります。
荷物をできるだけ減らすという意味では、少し値は張りますが、ゴアテックスなどのバイク用ライディングウェアを使うという方法もあります。
グランドシート・マット
テントは、地面の上に敷いたグランドシートの上に張ると、地面からの湿気を遮断できます。また、雨が降ったりすると、テントのフロアから浸水することもあるので、グランドシートはあった方が良いです。
また、コット(寝台)を使わない場合は、テントの中にマットを敷くと寝心地が良くなります。
寝袋(シュラフ)
寝袋(シュラフ)も、是非持って行きたい装備です。
特に、春や秋のキャンプツーリングでは、朝晩の冷え込みが激しいことがあり、寝袋が無いと寒すぎて一睡もできないことがあります。
夏場は夜も蒸し暑いことが多いので、必ず必要とも言えませんが、私が過去に行ったキャンプツーリングで8月中旬の最も暑い時期に標高が高い場所でキャンプをしたときは、夜中寒くて眠れませんでした。
明かり・ランタン
キャンプツーリングの夜を過ごすために、ランタンも必要です。
最近では小型で軽量、光量もあり、モバイルバッテリーにもなるLEDのランタンが主流です。
テーブルやテントサイト全体を照らすメインのランタンと、トイレに行くときやテント内で使えるサブの小型ランタンの2つを持って行くと便利です。
一日中バイクで移動したあと、野営地に到着してテントを設営したら、今日一日のツーリングでの出来事を思い浮かべながら、ゆっくりとくつろぎたいものです。
そのような時は、テーブルと椅子があれば良いですね。
最近ではバイクに積載できる、折りたたみ式のコンパクトなテーブルや椅子がありますので、是非持って行きましょう。
キャンプツーリングの夕食の考え方もいろいろあると思います。
例えば、荷物を減らすために近くのレストランやファストフード店で済ませることもあるでしょう。近くにコンビニがあれば、お弁当も売っています。
しかし、せっかく遠方に来ているのです。是非その土地ならではの食材などをゲットしてみましょう。
海沿いなら新鮮な海産物、はたまた和牛の産地など、各地のグルメを堪能したいものです。
そういった場合にあった方が良いのが、コンロやクッカー等の調理器具です。
これも、登山用のものなどは非常にコンパクトで嵩張らず、バイクでも十分持って行けるサイズです。是非荷物に加えましょう。
とても心が癒やされるシチュエーションです。
折りたたみ式の焚き火台を荷物に加えましょう。
これも、最近はいろいろな種類が売っています。
薪については、キャンプ場の売店で購入したり、キャンプ地によっては現地で調達することも可能です。
いかがだったでしょうか。
バイクやテントなど、そもそもキャンプツーリングを行うために不可欠なものを除けば、無くても何とかなるものも挙げてみました。
「一度に揃えるのが難しい」という人もいると思いますが、地道にひとつずつ充実させていけば良いのでは無いでしょうか。
自分のバイクやキャンプスタイルに合わせて「どの道具をチョイスするか」とあれこれ考える。
それもまた楽しみの一つです。
それでは良いバイクライフを!
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