九州のツーリングスポット(長崎編)

2025年4月23日水曜日

ツーリング

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 前回に引き続き、今回はうしさんがおすすめする九州のツーリングスポットの中で長崎編を紹介します。

神崎鼻公園(日本本土最西端の地)


佐世保市西部の海岸にある公園です。その西の外れの海に突き出た箇所が北緯33度12分、東経129度33分に位置し、日本本土最西端となっています。

公園の突き出た岬の先日本本土最西端のモニュメントが建っています。小佐々支所や佐世保観光情報センター等で神崎鼻の記念写真等を提示すれば「日本本土最西端証明書」を発行してもらえます。



九州のその他の「端っこ」である鹿児島の佐多岬(南端)、大分の鶴御崎(東端)、北九州の和布刈地区(北端)〈実際は太刀浦コンテナターミナル付近〉と並んで、「端っこマニア」にはたまらないスポットです。

土谷棚田(どやたなだ)


長崎県松浦市福島町は長崎県に所属しながら、佐賀県側だけ福島大橋でつながっている島です。この島の中西部に位置するのが「土谷棚田」(どやたなだ)です。


「日本の棚田百選」・「日本夜景遺産」
にも選ばれており、海と一体となった水を張った棚田に夕日が映り込む風景は息をのむ美しさです。

針尾送信所

西海橋に向かう途中の佐世保市針尾にそびえる3つの塔。遠目から見るとでかい煙突が3本立っているように見えますが、これが旧日本軍が建設した通信のための電波塔(針尾送信所電波塔)です。

平成25年3月6日に国重要文化財に指定されました。高さ約136m、周囲38m、塔の底面積115㎡(畳74畳分)の無線塔3本が300mの間隔を置いて正三角形に配置されています。

見学は無料で真下まで行くことができますが、真下から見上げた電波塔はものすごいスケールです。

一説によると、真珠湾攻撃の暗号電文「ニイタカヤマノボレ1208」は、この無線塔でも中継されたともいわれています。

片島魚雷発射試験場跡

東彼杵郡川棚町にある半島の片島に残る「片島魚雷発射試験場跡」

1918(大正7)年、片島発射試験場として建設され、太平洋戦争中の1942(昭和17)年には、川棚海軍工廠が開設されました。現在はそれらの多くが廃墟となって残っています。

それらの中で特に目を引くのが「空気圧縮喞筒跡」という遺構です(上の大きな写真です)。魚雷内の空気室に空気や酸素を圧縮して装気する作業を行っていた建物のようですが、現在では廃墟と化した戦時遺構の中に巨大な木が生い茂っている様子を見ることができます。


諫早湾干拓堤防道路

1989年から行われている国営干拓事業の潮受け堤防上につくられた諫早市高来町と雲仙市吾妻町を結ぶ全長8,515mの堤防道路です。

道路の中間地点には、有明海と諫早新地を望める展望歩道橋やトイレなどが設置されています。

全線ほぼ直線ですが、晴れた日にバイクで通行すると非常に気持ちが良い道路です。

佐世保要塞 石原岳堡塁跡


西海市北部にある戦争遺構。明治時代、佐世保軍港の防備のため設置された石原岳堡塁(いしはらだけほうるい)の跡地を整備して公園が作られています。

当時の佇まいをしっかりと残す雰囲気たっぷりの要塞跡は、まるで天空の城ラピュタに迷い込んだような錯覚を覚えます。

散策路や炊事棟、テントサイトも整備され、キャンプも楽しめます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、長崎のちょっとマイナーだけれども、うしさんがおすすめするツーリングスポットを紹介しました。皆さんの参考になれば幸いです。

自己紹介

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仕事の傍ら、35年以上車やバイクにこだわりを持って乗り続けてきました。その中でわかったこと、身につけたことなど、有益な情報をお伝えしたいと思います。 現在のバイク(KTM1190ADV、BMW C400X) 現在の車(マツダNDロードスター、三菱エクリプスクロスPHEV) キャンプ(ソロキャン、グルキャン、ファミキャン)を中心としたアウトドア歴も30年以上です。 基本アウトドア派ですが、天気が良くない休日は、室内でゲームなどをたしなんでいます。 よろしくお願いします。

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